教養民法基礎コース

ポイント集

無権代理

無権代理(無権代理の基本形) | 無権代理とは、代理権がない者が勝手に「自称代理人」と名乗って、代理人として法律行為をすること。無権代理行為の効果は、本人に帰属しないのが原則。 無権代理後の法律関係 | A(本人)が採りうる手段は、追認と追認拒絶がある。またC(相手方)には、善意・悪意を問わず本人に追認を求めることができる催告権、相手方が善意の場合のみ契約そのものを取消すことができる取消権、無権代理人への責任追及が認められている。催告権は、催告したにもかかわらず本人から応答がない場合、追認拒絶したものとみなされる。無権代理人の責任は、相手方が善意・無過失でなければ追及できない。責任追及の方法としては履行請求か損害賠償請求になる。無権代理人は無過失でも責任を負うことになる(無過失責任)。ただし、無権代理人が制限行為能力者の場合は責任を追及することはできない。 無権代理後の法律関係 | C(相手方)の採りうる手段としては、善意・悪意に関係なく本人に追認を求めることができる催告権、相手方が善意の場合のみ契約そのものを取消すことができる取消権、無権代理人に対する責任追及がある。無権代理人の責任は、相手方が善意・無過失でなければ追及できない。責任追及の方法としては履行請求か損害賠償請求になる。 無権代理後の法律関係 | つまり、善意かつ無過失の相手方は、①②③の手段全部が採れる。善意だが、有過失の相手方は、①②の手段は採れるが、③の手段は採れない。悪意の相手方は、①の手段しか採れないということになる。相手方は、無権代理行為による契約を取消した場合、もはや表見代理の主張や無権代理人の責任追及はできなくなる。
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